旅のしおり2「旅先で味わいたい映画」おすすめ7ジャンル

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一人旅で映画を観に行く女性

旅のしおり

「旅先で味わいたい映画」

おすすめ7ジャンル

旅先で移動中に、また長閑な屋外や旅館やホテルで、静かな時間にゆっくり映画を観る、というのもとても贅沢な過ごし方である。定番のロードムービーでも、初めて観る新作でも、何度か観た名作でも、旅先でまったり鑑賞できるなら、きっと良い思い出になることだろう。ここでは参考までに、動画配信サービスmieru-TVで観れる、一人旅でも気軽に鑑賞できるオススメな名作映画を、7ジャンルに分けて幾つか紹介する。

※この記事で言うジャンルとは、映画本来のカテゴリーを指すジャンルではなく、「どんな気分に貢献するか」という視点で分けたジャンルのことである。

旅先で気軽:おすすめ映画

〜共に旅するロードムービー〜

『バウンティフルへの旅』

映画「バウンティフルへの旅」

年老いた母親が、かつて暮らしていた故郷「バウンティフル」へ一人で旅立つ姿を描いた感動作。静かな列車やバスの旅路を通して、記憶と希望をたどるロードムービー。都会での息苦しい日々と対照的な、美しく懐かしい風景が胸を打つ。人が人生の終盤に求める「帰る場所」とは何かを、深く優しく問いかけてくれる。(公開:1985年 時間:108分)ー「★3.6 映画.comレビュー

『サハラのカフェのマリカ』

映画「サハラのカフェのマリカ」

サハラ砂漠の片隅にぽつんと佇むカフェを舞台に、行き交う旅人たちと、店主マリカとのさりげない交流を追ったドキュメンタリー。流れるような時間と、風にけむる砂漠の景色が心を解きほぐす。旅そのものというより、「旅人たちの交差点」としての場所にフォーカスした独特なロードムービー。(公開:2004年 時間:78分)ー「★3.7 映画.comレビュー

『グリーンブック』

グリーンブック

黒人ピアニストと白人運転手の、アメリカ南部を巡る実話に基づいた旅。人種差別が根強く残る60年代の風景の中で、2人が少しずつ心を通わせていく様子が温かく、時にユーモラスに描かれる。音楽と食と人との出会いが、心を揺さぶる感動へと導いてくれる、まさに傑作ロードムービー。(公開:2018年 時間:130分)ー「★4.3 映画.comレビュー

『めがね』

映画「めがね」

南の島に降り立った女性が、静かな民宿で出会った人々と共に、何もしない贅沢な時間を味わう物語。旅の目的を持たず、ただ「たそがれる」ことが癒しになるというユニークな世界観。観る人の心をほぐしてくれる、静かで哲学的なロードムービー。旅の意味を問い直す一作。(公開:2007年 時間:106分)ー「★3.4 映画.comレビュー

『ぼくのおじさん』

映画「ぼくのおじさん」

風変わりな哲学者のおじさんと甥っ子が、恋をきっかけに北海道へ向かう珍道中。ユーモラスでちょっと不思議なやりとりがクセになる。どこか昭和の香りを残す映像と、のんびりとした旅路が心地よく、誰もがほっとするようなロードムービー。家族の優しさもじんわりと響く。(公開:2016年 時間:110分)ー「★3.2 映画.comレビュー

『マイ・ハート・パピー』

映画「マイ・ハート・パピー」

犬を大切に思う兄弟が、新しい飼い主を探して旅に出る心温まる物語。兄弟の絆や人との出会い、別れの切なさが道中で描かれる。犬の可愛らしさと純粋な想いに心を打たれつつ、人生の分かれ道に立つ若者たちの成長も感じられる、爽やかで泣けるロードムービー。(公開:2023年 時間:114分)ー「★3.8 映画.comレビュー

\ いっしょに旅をする /

〜前向きな気持になりたい時〜

『プラダを着た悪魔』

映画「プラダを着た悪魔」

一流ファッション誌で働くことになった新人女性が、冷酷な編集長の下で奮闘しながら成長していく物語。厳しい現実に直面しつつも、自分の価値観や人生を見つめ直す。華やかなファッションとNYの街並みの中、前向きな一歩を踏み出したくなる映画だ。(公開:2006年 時間:110分)ー「★4.0 映画.comレビュー

『LIFE!/ライフ』

映画「LIFE!/ライフ」

平凡な男が、失われた写真ネガを追いかけて世界を巡る冒険に出る物語。アイスランドやヒマラヤなどの美しい風景と共に、人生の意味を見つけていく過程が描かれる。旅先で心を開放し、何か新しいことを始めたくなるようなエネルギーをもらえる映画だ。(公開:2013年 時間:114分)ー「★3.9 映画.comレビュー

『はじまりのうた』

映画「はじまりのうた」

失恋したシンガーソングライターと落ちぶれた音楽プロデューサーが、ニューヨークの街中でまさかのアルバムを作り上げる物語。二人が音楽を通じて、自分が本当のところどう歩きたいのかを見極めてゆく様子が描かれ、新しい自分を見つけたい時や、心をリセットしたい時にぴったりの映画だ。(公開:2013年 時間:104分)ー「★4.1 映画.comレビュー

『ボヘミアン・ラプソディ』

映画「ボヘミアン・ラプソディ」

クイーンのフレディ・マーキュリーの波乱万丈な人生を描いた映画。音楽と情熱が交差する中で、フレディが自分を見つけ、限界を超えていく姿が感動的だ。壮大なライブシーンや、ヒット曲の数々が映画を盛り上げ、前向きなエネルギーをもらえる。(公開:2018年 時間:134分)ー「★4.2 映画.comレビュー

『BLUE GIANT』

映画「BLUE GIANT」

世界一のジャズプレイヤーを目指す青年・宮本大の情熱と成長を描いた音楽アニメ映画。セリフではなく音と演奏で語るその姿に、胸が震え、魂が熱くなる。不器用でも真っ直ぐに夢を追いかける姿は、観る人の心に火を灯し、「自分も何かを本気でやりたい」と思わせてくれる。音楽と青春のエネルギーがほとばしる感動作。(公開:2023年 時間:120分)ー「★4.2 映画.comレビュー

\ 前向きな気持になる /

〜ゆかいな気分になりたい時〜

『天使にラブ・ソングを…』

映画「天使にラブ・ソングを」

殺人犯から逃げるシスターが、修道院の合唱団を立て直しながら自分を見つけていく物語。コミカルで感動的なシーンが満載で、音楽に合わせて歌うシスターたちの姿が楽しい。ちょっとした冒険心とワクワクを求めたい時にぴったりで、心が明るくなる。(公開:1992年 時間:100分)ー「★4.1 映画.comレビュー

『TAXi(タクシー)』

映画「TAXi/タクシー」

パリのタクシードライバーが、警察官と一緒に犯人を追い詰めるアクションコメディ映画。スピード感あふれるカーチェイスやユニークなキャラクターたちが、観る者を引き込む。パリの街並みを背景に、笑えるドタバタ劇が繰り広げられ、気分を盛り上げる。(公開:1998年 時間:86分)ー「★3.4 映画.comレビュー

『ナイト・ミュージアム』

映画「ナイト・ミュージアム」

夜になると、博物館で展示物が動き出すという奇想天外な世界が描かれた映画。主人公が夜の博物館で繰り広げられる冒険に巻き込まれ、歴史上の人物や動物たちと交流しながらトラブルを解決していく。ワクワクした気分で気軽に楽しめるアドベンチャー。(公開:2006年 時間:108分)ー「★3.4 映画.comレビュー

『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」

海賊ジャック・スパロウが、呪われた海賊団と戦いながら冒険を繰り広げる物語。カリブ海の美しい風景と激しい海戦、ユニークなキャラクターたちがワクワク感を引き出す。異世界に飛び込んだような気分を味わえる、スリリングでエキサイティングな映画。(公開:2003年 時間:143分)ー「★3.9 映画.comレビュー

『ズートピア』

映画「ズートピア」

動物たちが人間のように暮らす大都市を舞台に、ウサギの新米警官ジュディとキツネの詐欺師ニックが難事件に挑むディズニーアニメ。かわいらしいキャラクターや軽快なストーリーの裏に、「偏見」「差別」「多様性」といった社会問題が巧みに織り込まれており、子どもから大人まで心に響く深いメッセージが詰まっている。観た後は、愉快な気分と共に、世界が少し優しく見える。(公開:2016年 時間:109分)ー「★4.2 映画.comレビュー

\ ゆかいな気分になる /

〜ほっこり気分になりたい時〜

『サウンド・オブ・ミュージック』

映画「サウンド・オブ・ミュージック」

オーストリアのアルプスを舞台に、修道女見習いが大富豪の家族と出会い、音楽と共に心を通わせていく物語。美しい風景と心温まる音楽が、見ている者に穏やかな気持ちを与える。リラックスして、心がほっこり温まるような映画を求める時にぴったりだ。(公開:1965年 時間:174分)ー「★4.4 映画.comレビュー

『メリー・ポピンズ』

映画「メリー・ポピンズ」

魔法の力を持つ優しいメリー・ポピンズが、厳格な家庭を変えていく心温まる物語。色とりどりの幻想的なシーンと頭に残る楽しい歌が、観る者に優しく元気を与える。家族や友達との穏やかな時間を過ごしたくなるような、気分がほっこりと温まる映画。(公開:1964年 時間:139分)ー「★3.9 映画.comレビュー

『かもめ食堂』

映画「かもめ食堂」

フィンランドのヘルシンキで小さな食堂を開いた日本人女性の心温まる日常が描かれている。静かな空間での人々の交流と、手作りの料理がもたらす優しい時間が魅力だ。シンプルな日常の中に幸せを見つける感覚を味わえるほっこりした映画。(公開:2006年 時間:108分)ー「★3.8 映画.comレビュー

『ALWAYS 三丁目の夕日』

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」

昭和30年代の東京を舞台に、下町の人々の温かな日常を描いた作品。家族や近所の人々の絆を通じて、懐かしく心が温かくなる瞬間が広がる。落ち着いた気分で過ごしたい時、昔ながらの風景や、笑顔溢れるシーンが心にしみる、心をほっこりさせる映画。(公開:2005年 時間:139分)ー「★4.1 映画.comレビュー

『ベイマックス』

映画「ベイマックス」

天才少年ヒロと、兄が遺したケアロボット・ベイマックスの絆を描くディズニーアニメ。最愛の人を失った悲しみから立ち直ろうとするヒロの姿と、それを無償の優しさで包み込むベイマックスの存在が、心にじんわりと染みわたる。アクションやユーモアもありながら、根底には「癒し」と「再生」の物語があり、観終わった後はあたたかい気持ちで満たされる。(公開:2014年 時間:102分)ー「★4.0 映画.comレビュー

\ ほっこり気分になる /

〜しんみり気分になりたい時〜

『そして父になる』

映画「そして父になる」

自分の息子が実は他の家族の子どもであることを知った男が、家族の絆と向き合いながら心の葛藤を乗り越えていく物語。深い感情が交錯する中で、父親としての責任と愛情が描かれ、家族の絆を改めてしんみり考えさせられる作品。(公開:2013年 時間:121分)ー「★3.6 映画.comレビュー

『万引き家族』

映画「万引き家族」

貧困と孤独の中で、絆を深めながら生活する一家の物語。万引きという手段で生きていくが、その中で本当の家族の意味を問いかける。しんみりと心に残るストーリーが、家族や人とのつながりを改めて感じさせ、感情を揺さぶられる映画。(公開:2018年 時間:121分)ー「★3.8 映画.comレビュー

『花束みたいな恋をした』

映画「花束みたいな恋をした」

若者たちの恋愛と成長を描いた作品。大学時代に出会った二人が、時間と共に変わる価値観や関係性に悩みながらも歩んでいく姿が描かれている。ふと心が揺れ動く瞬間や、人生の切なさや美しさに触れることができる映画。(公開:2021年 時間:118分)ー「★3.8 映画.comレビュー

『シザーハンズ』

映画「シザーハンズ」

鋏の手を持つ孤独な男、エドワード。彼が人々と触れ合いながら生きていく姿を描く。しんみりと心に残る映画で、愛と孤独が交差する瞬間が感動を呼ぶ。異世界のような世界観とエモーショナルな物語が、人生の切なさや優しさを教えてくれる。(公開:1990年 時間:105分)ー「★3.9 映画.comレビュー

『おおかみこどもの雨と雪』

映画「おおかみこどもの雨と雪

人間とおおかみの両方の姿を持つ子どもたちを育てる母・花の奮闘を描いた、細田守監督による感動のアニメ映画。都会から自然の中へと舞台を移し、子どもたちが「自分の生き方」を選んでいく姿を、静かで力強く、そして繊細に描いている。母としての愛、子どもたちの葛藤、そして「生きるとは何か」を深く問いかけてくる、切なくも温かい傑作アニメ映画。観た後には深い余韻が残る。(公開:2012年 時間:117分)ー「★3.7 映画.comレビュー

\ しんみり気分に浸る /

〜ロマンチックになりたい時〜

『タイタニック』

映画「タイタニック」

豪華客船タイタニック号で生まれる、身分を超えた切ない恋の物語。ジャックとローズの愛は、船の沈没という悲劇の中でさらに深まる。美しい景色とともに展開する二人のロマンチックな関係や、映像美に浸りながら、涙を誘う愛の物語を堪能できる。(公開:1997年 時間:195分)ー「★4.3 映画.comレビュー

『ラ・ラ・ランド』

映画「ラ・ラ・ランド」

夢を追いかける二人の若者が織りなす、ロマンチックで切ない物語。映画の中で流れる華やかな音楽と映像美が、気分をさらに高めてくれる。恋愛とキャリアを両立させようとする彼らの姿に共感し、心が温かくなる瞬間が何度も訪れる。(公開:2016年 時間:128分)ー「★3.8 映画.comレビュー

『プリティ・ウーマン』

映画「プリティ・ウーマン」

高級ホテルに泊まることになった売春婦と、彼女を助ける成功したビジネスマンとのロマンチックな物語。彼女が徐々に変わっていく姿、そして二人が心を通わせる瞬間が胸を打つ。都会の華やかな舞台とともに、恋の奇跡に浸ることができる。(公開:1990年 時間:119分)ー「★3.9 映画.comレビュー

『美女と野獣(実写版)』

映画「美女と野獣(実写版)」

ベルと野獣の不思議な恋が描かれた実写版『美女と野獣』。華やかな舞台設定と美しい音楽が魅力的で、ロマンチックな気分に浸ることができる。心温まる物語に引き込まれ、愛と変化の力を感じられる。豪華な衣装や美しい映像にも注目だ。(公開:2017年 時間:129分)ー「★4.0 映画.comレビュー

『言の葉の庭』

映画「言の葉の庭」

新海誠監督による美しくも儚い短編アニメーション。孤独を抱える高校生と年上の女性が、雨の日の新宿御苑で偶然出会い、心を通わせていく物語。静かな会話と自然描写、そして繊細な心理描写が響き合い、観る者の心にそっと寄り添ってくる。踏み出せない気持ち、誰かを想う痛みと優しさ、そのすべてが詩のように紡がれ、観終わったあとに深い余韻と静かな感動が残る作品。(公開:2013年 時間:46分)ー「★3.7 映画.comレビュー

\ ロマンチックに浸る /

〜じっくり重いテーマが良い時〜

『容疑者Xの献身』

映画「容疑者Xの献身」

一人の天才数学者が、愛する女性を守るために人生のすべてを懸けて、究極の論理に基づく絶対に報われない献身を捧げるミステリー。愛とは何か、罪とは何か、正義とは誰のためにあるのか、すべてを静かに鋭く突きつけてくる本作は、観終わったあとに深く心に残り続ける。(公開:2008年 時間:128分)ー「★4.0 映画.comレビュー

『ブラック・スワン』

映画「ブラック・スワン」

心理的な葛藤と極限の美しさが交錯するダークで緊張感あふれる映画。心を揺さぶられるような、深い感情と自己探索を求める人にぴったりだ。バレエの世界で主役を目指す女性の苦悩と変容を描き、観る者を引き込む。美しさと狂気が交錯するこの映画は、非日常的な体験を求める人におすすめだ。(公開:2010年 時間:108分)ー「★3.8 映画.comレビュー

『永遠のゼロ』

映画「永遠のゼロ」

戦争の記憶と家族の絆を描いた感動的な映画。歴史と人間ドラマの深い意味を感じたい人におすすめ。若者が祖父の過去を追い、真実を知ることで成長していく姿は心に残る。戦争の悲劇とその中で生き抜いた人々の葛藤や強さ、本当の気持が描かれ、感動と共に深く考えさせられる。(公開:2013年 時間:143分)ー「★3.8 映画.comレビュー

『ゴジラ-1.0』

映画「ゴジラ-1.0」

戦後の日本。戦争によって無(ゼロ)になった国に、追い打ちをかけるようにゴジラが現れ、負(マイナス)へと叩き落とす。戦後を生き抜く人々と、敷島と典子の生きて抗う物語。(公開:2023年 時間:125分)ー「★3.9 映画.comレビュー

『この世界の片隅に』

映画「この世界の片隅に」

戦時中の広島・呉を舞台に、普通の女性・すずが日々の暮らしを懸命に生きる姿を描いたアニメ映画。戦争という非日常の中でも、笑い、工夫し、誰かを想いながら生きていく“ささやかな日常”が、美しく、そして切なく描かれる。静かな描写の積み重ねが、最後には胸を締めつけるような揺さぶりへと変わり、「生きる」ということの尊さを深く感じさせてくれる傑作。(公開:2016年 時間:129分)ー「★4.4 映画.comレビュー

旅の様々なシーンで、映画は良いスパイス、また盛り上げ役となってくれる。好きな映画を観終わったら、一人で余韻に浸りながらじっくり考察してみるのも、楽しいひと時となるかもしれない。一人旅ではオススメな時間だ。考察記事の一例>>「映画考察 ゴジラ-1.0 〜敷島の戦争はどのように終わるか〜前編中編後編」「典子は敷島をどのように救ったか〜前編中編後編

\ じっくり考察に浸る /

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それでは、良い映画で良い旅を。

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