映画考察・ゴジラ-0.0「山崎貴監督が語る-1.0の続編構想!」解説

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新作ゴジラ映画タイトル「ゴジラ-0.0(ゴジラマイナスゼロ)」をゴジラ-1.0の続編として考察する・イメージ画(深海の背びれ)

映画考察・ゴジラ-0.0

「山崎貴監督が語る-1.0の続編構想!」解説

2025年11月3日、山崎貴監督が手掛ける二作目のゴジラ映画。その最新作のタイトルが「ゴジラ-0.0(ゴジラマイナスゼロ)」であると発表されました。2023年に公開された同監督のゴジラ映画、「ゴジラ-1.0(ゴジラマイナスワン)」の続編を待ち望むファンたちの間では、早くも、映画に対する期待や予想の動きが現れています。ー

ゴジラ-0.0は、-1.0の正当な続編となるのか?

どんな世界が展開されるのか?

山崎監督の過去の見解に注目してみます。

⚫︎新作ゴジラか「続編」か?
⚫︎どんな世界観で描かれるか

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考察「ゴジラ-0.0」監督構想

ゴジラマイナスワン考察・山崎貴監督ゴジラ最新作/続編のタイトル「ゴジラ-0.0」

続編に向けた山崎貴監督の構想

2023年11月に映画「ゴジラ-1.0」が公開された直後から、山崎貴監督は度々、次回もゴジラ映画を作りたいという意欲を表明した。

「誰かのゴジラも観たいけれど、次回も僕が作りたい」そう語っていたのを覚えている。ー「GQ JAPAN インタビュー

一方で、次回作に取り組む難しさについて、

「-1.0がいろいろとうまくいきすぎて、ハードルがめっちゃ高くなった。そこに自分で臨まなければいけないのは、ある意味貧乏くじ(です。)(海外からの)凄い作品(のオファー)がいっぱいきました(が)ゴジラを撮るから、血の涙を流して断りました。」

そう語って、「次回作」に並々ならぬ決意で望むことを明らかにした。ー「The Hollywood Reporter Japan

ゴジラ最新作はどんな作品になるのだろうか?

「新作ゴジラ」か「続編」か

読者が気になるところは、

新作のゴジラ映画が、「ゴジラ-1.0の続編」映画か、それともまったく新しい「新作ゴジラ」の映画となるか、ということだろう。

これに関しては、“ほぼ答えは提示された” と言えるかもしれない。

山崎監督自身、過去にインタビューで、

ゴジラの新作を作る場合、『どちらも可能性はあるが、続編なら今作の人物たちの “その後” を描きたい』といった希望を述べていた。

さらに今回、作品タイトルが「ゴジラ-0.0」と定められ、明らかに前作の流れが意識されるかたちとなった。

これらの点を踏まえると、

新作ゴジラ映画は、「ゴジラ-1.0の続編」ということでほぼ間違いないだろう。

時間軸の設定もいろんな意見があるが、

過去に戻るのではなく、「-1.0」の数年後が描かれると思われる。(>先回の考察を参照。)

山崎貴監督自身もインタビューで、

「正直な気持ちを言えば、僕としてはあの人たちの続きの話が観たいですね。もし作れるなら、彼らがその後どうなっていくのか、そこを絡めた映画にしたいと思っています。」

そう述べていた。ー「MOVIE WALKER

どんな世界観で描かれるか

映画の展開を読み当てることは、誰にとってもまだ難しい。

それでも、これまでの山崎監督の発言や、前作の不気味な “伏線” から、ある程度、映画の “世界観” は考察できる。

山崎貴監督は、続編をどう描くのだろうか?

存在しない “超兵器” や “特殊部隊” が登場するのだろうか?

ライバル怪獣が登場して、“怪獣プロレス” をするのだろうか?

前作に魅了された多くの人は、『あまり、現実離れした世界観や茶番劇は描いてほしくない』と思うかもしれない。

監督自身もその点は意識しているようだ。

ゴジラ-1.0を制作した際にもこう語っていた。

「今回はゴジラだけが虚構で、超兵器も出ていないし、SF的な要素を可能な限り排除し、リアリティーのラインを上げた。…1から2に続くとしたら、そのラインの上げ下げをどうするか……もし、やるとしたら、リアリティーラインをしっかりしたもの(で)やってみたい気持ちは…あります。」ー「日刊スポーツ

また、ライバル怪獣の登場に関しても、

子どもの頃に観た “怪獣対怪獣” の興奮を描くことに意欲的ながらも、

「怪獣対怪獣というシリアスなトーンに人間ドラマを絡ませた作品はこれまでなかったと思う。怪獣対怪獣の映画では、その巨大なスペクタクルにスポット…を当てがちで、人間ドラマの要素から遠ざかってしまう。…私は、人間ドラマと怪獣モノの間で起きていることの両方に意味を持たせ…る」ー「映画チャンネル

そう語り、 “リアリティのライン” をしっかり守りつつ、きちんと世界観を構築して挑むことが自分の使命である旨を表明していた。

監督のこれらの見解を踏まえると、続編でも、

作品の造り込みや、リアリティが考慮された世界観が期待できそうだ。

ゴジラ映画に詳しい人の界隈では、「典子の首のあざ」や、放射能を放つ飛散した「ゴジラの肉片のようなもの」が、次回の “ライバル怪獣の出現” もしくは “超兵器の開発” に繋がるのではないかと考えられている。

山崎監督自身、暗に “ゴジラ細胞の力” を作品に組み込むことで、その点が、大いに伏線として機能するよう仕向けた。

今後どんな展開が描かれるのか、まだ具体的なことは分からない。

いずれにしても、監督は次回作でも「新たな脅威」を描いてくれることだろう。監督のこんな考えが知られている。

『ゴジラという存在は人間の恐怖や想像の中で形を変えて生き続ける。…だから、続編という形で復活させるにしても、単なる“もう一度出てくる”ではなく、何かしらの新しい恐怖の形にしたいと思う。』

続編でも、丁寧な造り込みでの、

脅威人間ドラマの融合が期待できそうだ。

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考察「ゴジラ-1.0」敷島の戦争

映画『ゴジラ-1.0』は、海外の辛口レビューサイト「ロッテントマト(Rotten Tomatoes )」においてさえ、批評家と観客の両方から非常に高い評価を受けています。批評家満足度99% 一般満足度98% ー「ロッテントマト G-1.0レビュー

以下は「ゴジラ-1.0」の考察記事です。ー

敷島の戦争とは何だったのだろうか?その戦争は果たして、終わったと言えるのだろうか?

敷島の戦争はどのように終わるか?
前編。>「敷島の戦争とは
中編。>「広がる敷島の戦争
後編。>「敷島の戦争の終わり

考察「ゴジラ-1.0」典子の救い

典子は、敷島にとってどれほど救いとなる存在だっただろうか?

典子は敷島をどのように救ったか?
前編。>「敷島が必要とした救い
中編。>「敷島を呼び戻す魂の叫び
後編。>「ずっと語り続けた典子

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考察「ゴジラ-0.0」監督構想

ゴジラ-1.0の続編の構想を語った山崎貴監督
これまでの情報。ー「Wikipedia 山崎貴

「ゴジラ-0.0」他の考察記事ー
>「タイトルの意味は?

「ゴジラ-1.0」映画情報

山﨑貴監督

長野県松本市出身。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。

1979年(昭和54年)自作映画『GLORY(グローリー)』撮影。

1986年(昭和61年)株式会社白組に入社。

2000年(平成12年)初監督作品『ジュブナイル』公開。

監督映画

2000年 ジュブナイル Juvenile

2002年 リターナー Returner

2005年 ALWAYS三丁目の夕日 Always – Sunset on Third Street

2007年 ALWAYS 続・三丁目の夕日 Always 2

2009年 BALLAD 名もなき恋のうた

2010年 SPACE BATTLESHIP ヤマト Space Battleship Yamato 

2011年 friends もののけ島のナキ Friends: Naki on Monster Island

2012年 ALWAYS 三丁目の夕日’64 Always 1964

2013年 永遠の0 THE ETERNAL ZERO

2014年 STAND BY ME ドラえもん Stand by Me Doraemon

2014年 寄生獣 Parasyte: Part 1

2014年 BUMP OF CHICKEN “WILLPOLIS 2014” 劇場版

2015年 寄生獣 完結編 Parasyte: Part 2

2016年 海賊とよばれた男 Fueled: The Man They Called ‘Pirate’

2017年 DESTINY 鎌倉ものがたり DESTINY: The Tale of Kamakura

2019年 アルキメデスの大戦 The Great War of Archimedes

2019年 ドラゴンクエスト ユア・ストーリー

2019年 ルパン三世 THE FIRST Lupin III: The First

2020年 STAND BY ME ドラえもん 2 Stand by Me Doraemon 2

2022年 GHOSTBOOK おばけずかん

2023年 ゴジラ-1.0 GODZILLA MINUS ONE

2024年 ゴジラ-1.0 /C GODZILLA MINUS ONE MINUS COLOR

監督受賞歴

『ALWAYS三丁目の夕日』 第29回日本アカデミー賞 最優秀監督賞

『ALWAYS三丁目の夕日』 第29回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞

『ALWAYS三丁目の夕日』 第79回キネマ旬報ベスト・テン 読者選出日本映画監督賞

『ALWAYS三丁目の夕日』 第27回ヨコハマ映画祭 技術賞

『ALWAYS三丁目の夕日』 第11回AMDアワード Best Directer賞

『永遠の0』 第27回日刊スポーツ映画大賞 監督賞

『永遠の0』 第38回日本アカデミー賞 最優秀監督賞 

『永遠の0』 第38回日本アカデミー賞 優秀脚本賞

『STAND BY ME ドラえもん』 第38回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞

『STAND BY ME ドラえもん』 第27回日刊スポーツ映画大賞 監督賞

『ゴジラ-1.0』 第48回報知映画賞 監督賞

『ゴジラ-1.0』 第47回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞

『ゴジラ-1.0』 第47回日本アカデミー賞 優秀監督賞

『ゴジラ-1.0』 第31回信毎賞 受賞

『ゴジラ-1.0』 第96回アカデミー賞 視覚効果賞

『ゴジラ-1.0』 ブラム・ストーカー賞 脚本賞

『ゴジラ-1.0』 文化庁長官表彰 国際芸術部門 受賞

『ゴジラ-1.0』 第72回菊池寛賞 受賞

※本情報は2025年11月時点のものです。

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