映画考察・ゴジラ-0.0「ゴジラ-1.0続編タイトルの意味は?」発表

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ゴジラマイナスワン考察・山崎貴監督ゴジラ最新作/続編のタイトル「ゴジラ-0.0」
「ゴジラ-0.0」タイトルロゴ・東宝

映画考察・ゴジラ-0.0

「ゴジラ-1.0続編タイトルの意味は?」発表

2025年11月3日。東京ドームシティ内プリズムホール、セントラルパークで開催された「ゴジラ・フェス2025」にて、山崎貴監督が手掛けることが公表されていたゴジラ映画の最新作、また期待されていた「ゴジラ-1.0(ゴジラマイナスワン)」の続編を知らせるタイトルが発表されました。そのタイトルはー

映画「ゴジラ-0.0(ゴジラマイナスゼロ)」

このタイトルにはどんな意味が込められているのだろうか?

映画『ゴジラ-1.0』は、レビューサイト「ロッテントマト(Rotten Tomatoes)」において、批評家と観客の両方から非常に高い評価を受けました。例えば、シネファンタスティック誌のスティーブ・ビオドロウスキ氏は「単なる優れた怪獣映画を超え、心を打つ、恐ろしくも最終的には救いのある映画である」と述べています。批評家満足度99% 一般満足度98% ー「ロッテントマト G-1.0レビュー

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考察「ゴジラ-0.0」-1.0続編

ゴジラ-1.0の続編タイトル

タイトルの意味するところ

2023年11月3日に公開された「ゴジラ-1.0」は、日本製作の実写版ゴジラ映画の30作目であり、ゴジラ生誕70周年を記念するにふさわしい作品として、大きな成功を収めた。

興行収入は76.5億円を突破。

そしてアジア映画初となる、第96回アカデミー賞「視覚効果賞」受賞をはじめ、国内外の映画賞で50以上の賞を受賞した。

視覚効果(VFX)の完成度もさることながら、多くの観客の心を揺さぶるストーリーでも高く評価された。

怪獣映画という「非現実的な設定」にも関わらず、登場人物のドラマを「丁寧に違和感なく描いて融合させていた」点や、

日本語で上映されていにもかかわらず、海外の観客にも伝わる「分かりやすい人間ドラマや共感しやすいストーリー」が高い評価につながったようだ。

よって、ゴジラ-1.0はマニアックな怪獣映画に終わらず、

戦後を生きる人々の人生が描かれた「日本映画」としての完成も見た。

感動が忘れられなくて、週末に何度も映画を観に行く現象が、普段あまり映画館に足を運ばない層の間でさえ起こった。

それゆえ、必然的に「-1.0(マイナスワン)」を観た観客の続編への期待は大きくなっている。

また多くの「考察サイト」でも囁かれているように、作中や、ラストに描かれていたいくつかの不穏な描写の「伏線」の回収も期待されている。

ではそこに来ての、今回の続編のタイトル「ゴジラ-0.0」には、どんな意味(方向性)が込められているのだろうか…。

「-1.0」から「-0.0」へ

「-1.0」から「-0.0」へ、

単純に見ると、数字は(マイナスが)減る方向に向かった。

続編を待っていた人の多くは、

「-1.5」とか「-2.0」といった(マイナス)の進行を予想していたかもしれない。ではなぜ「-0.0(ゼロ)」の方向に向かうのだろうか?

ところで、

1作目のタイトル「-1.0(マイナスワン)」には、山崎監督の発言や公式見解によると、「戦後の日本の『無(ゼロ)』の状態が、ゴジラの出現によって『負(マイナス)』に叩き落とされる」という意味合いがあった。

要するに、タイトルのマイナスには「ゴジラによる破壊」が関係していた。

では続編では、「ゴジラによる破壊がない」ということなのだろうか?

ゴジラ映画である以上、それはあり得ない。

確かに、1作目でもたらされた破壊(マイナス)が「復興へ向かう」という意味合いはあるかもしれないが、新たな脅威や破壊がもたらされるのは必須である。

なぜなら、

山崎監督自身、『もうゴジラ単体の映画は撮れない』『次はライバル怪獣を出現させた怪獣プロレスが撮りたい』と言った趣旨の発言をしていた。

では続編は、例えば「スターウォーズ」のように、

時間軸をさかのぼって描かれるということなのだろうか?

それもあり得ない。

なぜなら山崎監督自身、以前、『続編を作るなら、現実の時の経過に従って描く』という趣旨の発言をしていたからだ、つまり、続編の完成が1作目から「二年後であるなら、続編の設定もそれから二年後にする」というわけだ。

このポリシーを覆すとは考え難い。

よって今回のタイトルには、「ゴジラの破壊からの復興」や「時間をさかのぼる」以外の意味合いが込められていそうだ。

それは何だろうか?

結論の見解を先に述べると…

マイナスゼロ

つまり、マイナスがなくなって「ゼロ」になるという意味は、

初代ゴジラ(1954年)につなぐ…

という意味合いかと思われる。

そう思われる根拠は、山崎貴監督が、大の昭和ゴジラリスペクト世代であるだけでなく、

前回の作品で、「マイナスワン」のマイナスの意味合いについて、「ゴジラによる被害」以外に、“もう一つ意味合い” を話していたことを覚えているからだ、

こんなやりとりがされていた。

「なぜマイナスワンなのですか?」

「いろんな意味を込めているんですけど…

 “一番初めのゴジラの時代よりも前” のゴジラ

 …そういう意味もある」

ゴジラファンの間では、

初代ゴジラは「原点にして頂点」のゴジラとされている。

つまり、

1954年に公開された初代ゴジラは、ゴジラ映画の「原点(ゼロ地点)」とされている。

そこにきて、ゴジラ-1.0はその少し前(マイナスの時間軸)の設定であった。

つまり続編では、

敷島や典子や明子の時間を進めつつ…

ゴジラを「ゼロ(原点)に還す」のだろう。

監督が、自分の魂と技術を注いで描く“凄みあるゴジラ” を、初代の時間軸までつなげて「原点(ゼロ)」とし、

初代ゴジラへの最大の敬意を表するのだろうか?

それとも、

初代を彷彿とさせるオマージュを含めつつ、

「“あのゴジラ”(初代 1954)はこうして始まった」といった直接的な演出があるのだろうか?

伝説的な場面のリメイクがあるのだろうか?

ストーリーや登場人物、公開日など、まだ一切明かされてないが、これまでの山﨑貴監督の発言や、今回発表されたタイトルからいくらか方向性は考察でき、期待がふくらむ。

もっとも、確かなことは誰にも言えないので、

今後の続報に期待しよう。

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考察「ゴジラ-1.0」敷島の戦争

以下は「ゴジラ-1.0」の考察記事です。ー

敷島の戦争とは何だったのだろうか?その戦争は果たして、終わったと言えるのだろうか?

敷島の戦争はどのように終わるか?
前編。>「敷島の戦争とは
中編。>「広がる敷島の戦争
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考察「ゴジラ-1.0」典子の救い

典子は、敷島にとってどれほど救いとなる存在だっただろうか?

典子は敷島をどのように救ったか?
前編。>「敷島が必要とした救い
中編。>「敷島を呼び戻す魂の叫び
後編。>「ずっと語り続けた典子

ゴジラマイナスワン考察・山崎貴監督ゴジラ最新作/続編のタイトル「ゴジラ-0.0」海のイメージ

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考察「ゴジラ-0.0」-1.0の続編

山崎貴監督のゴジラ-1.0の続編タイトル
発表されたイベント。ー「ゴジラ・フェス2025

ゴジラ-1.0 追加料金なしで観れる mieru-TV
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「ゴジラ-1.0」映画情報

山﨑貴監督

長野県松本市出身。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。

1979年(昭和54年)自作映画『GLORY(グローリー)』撮影。

1986年(昭和61年)株式会社白組に入社。

2000年(平成12年)初監督作品『ジュブナイル』公開。

監督映画

2000年 ジュブナイル Juvenile

2002年 リターナー Returner

2005年 ALWAYS三丁目の夕日 Always – Sunset on Third Street

2007年 ALWAYS 続・三丁目の夕日 Always 2

2009年 BALLAD 名もなき恋のうた

2010年 SPACE BATTLESHIP ヤマト Space Battleship Yamato 

2011年 friends もののけ島のナキ Friends: Naki on Monster Island

2012年 ALWAYS 三丁目の夕日’64 Always 1964

2013年 永遠の0 THE ETERNAL ZERO

2014年 STAND BY ME ドラえもん Stand by Me Doraemon

2014年 寄生獣 Parasyte: Part 1

2014年 BUMP OF CHICKEN “WILLPOLIS 2014” 劇場版

2015年 寄生獣 完結編 Parasyte: Part 2

2016年 海賊とよばれた男 Fueled: The Man They Called ‘Pirate’

2017年 DESTINY 鎌倉ものがたり DESTINY: The Tale of Kamakura

2019年 アルキメデスの大戦 The Great War of Archimedes

2019年 ドラゴンクエスト ユア・ストーリー

2019年 ルパン三世 THE FIRST Lupin III: The First

2020年 STAND BY ME ドラえもん 2 Stand by Me Doraemon 2

2022年 GHOSTBOOK おばけずかん

2023年 ゴジラ-1.0 GODZILLA MINUS ONE

2024年 ゴジラ-1.0 /C GODZILLA MINUS ONE MINUS COLOR

監督受賞歴

『ALWAYS三丁目の夕日』 第29回日本アカデミー賞 最優秀監督賞

『ALWAYS三丁目の夕日』 第29回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞

『ALWAYS三丁目の夕日』 第79回キネマ旬報ベスト・テン 読者選出日本映画監督賞

『ALWAYS三丁目の夕日』 第27回ヨコハマ映画祭 技術賞

『ALWAYS三丁目の夕日』 第11回AMDアワード Best Directer賞

『永遠の0』 第27回日刊スポーツ映画大賞 監督賞

『永遠の0』 第38回日本アカデミー賞 最優秀監督賞 

『永遠の0』 第38回日本アカデミー賞 優秀脚本賞

『STAND BY ME ドラえもん』 第38回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞

『STAND BY ME ドラえもん』 第27回日刊スポーツ映画大賞 監督賞

『ゴジラ-1.0』 第48回報知映画賞 監督賞

『ゴジラ-1.0』 第47回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞

『ゴジラ-1.0』 第47回日本アカデミー賞 優秀監督賞

『ゴジラ-1.0』 第31回信毎賞 受賞

『ゴジラ-1.0』 第96回アカデミー賞 視覚効果賞

『ゴジラ-1.0』 ブラム・ストーカー賞 脚本賞

『ゴジラ-1.0』 文化庁長官表彰 国際芸術部門 受賞

『ゴジラ-1.0』 第72回菊池寛賞 受賞

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